今回の祭りには、地元企業16社が協賛。二郎地区、または、二郎ゆかりの企業がそろい、「地域みんなでつくるイベント」という色合いが強い。
「この祭りを“100分の1回目”にしたい」と西さん。100年後に100回目を迎える未来を見据え、「子どもたちやその孫の世代まで続いてほしい」と願いを込める。
新たな担い手というところでは、二郎では約10年前から新規就農者の受け入れが進んできた。古くからの農家と、新たにイチゴを生業とする人々が一緒になって、今では活発に情報交換をしながら、生産力を高めあっている。
約10年前に、新規就農者として二郎にやってきた山根さんは、「100年続いているけど、みんな地域ととも発展してきた。『二郎いちご』というすごい大きい看板、ブランドを先輩たちが作ってくれた。僕は外から来た人間なので、地域に恩返ししなければいけない」と、この町でイチゴを育てる意義を力説する。
一方、二郎でイチゴとともに育ってきた西さんは「いい関係を築けたことで、いろんな意見を出し合ったり、将来につながる展望が見えてきて、いまちょうどハイブリッドな感じになっている。このメンバーなら『いちご祭り』ができるんじゃないかなと、始めたところもある」と、地域のつながりの重要性を語った。

有馬街道(県道15号神戸三田線)にある通称「二郎いちご街道」を盛り上げるべく、初めて開催される、町の力を結集したイベント。神戸の北にある町がいま、イチゴを軸に再び活気を取り戻そうとしている。
「二郎いちご祭り」は、3月20日の午後1時から午後4時まで、神戸電鉄「二郎」駅近くの新名神高架下B駐車場(兵庫県神戸市北区有野町二郎)で開催。入場は無料。







