意外に少ない昭和の“桜ソング” 戦中・戦後は軍国イメージも…ポップスにおける桜のイメージの変遷

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 最後に紹介されたのは、河合奈保子さんの『桜の闇に振り向けば』(1987年)。アイドルからアーティストへと表現の幅を広げていた時期のアルバム『JAPAN as waterscapes』収録曲で、妖艶な夜桜に激しい恋心を重ねた1曲。現在の桜ソングにも通じる感性を感じさせる作品として紹介された。

 今回の特集について、橋本さんは「知ってる桜ソングは一つもありませんでした」と驚いた様子。これに対し、中将さんは「それくらい昭和のポップスでめぼしい桜ソングは見つからない。僕の偏見か見落としかもしれないので、もしお気付きのリスナーがいたら教えてほしい」と呼びかけた。昭和ポップスにおける“桜ソング”の少なさや、その背景にある時代性にも話題が及ぶ放送回となった。

番組パーソナリティーをつとめる中将タカノリ(右)と橋本菜津美。今年で放送5年目を迎える。
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