桜華園内には、香りを楽しめる桜や、枝がまっすぐ空へ伸びる「天の川」など、個性豊かな桜が並びます。開園期間中は、どの時期に訪れても何かしらの桜が咲いているのも特徴です。
一方で、山の中で桜を育て続けることは簡単ではありません。鹿をはじめとした野生動物による被害も多く、植えた木が根付かないこともあるそうです。
かつては30人ほどいたボランティアスタッフも高齢化が進み、現在は5~6人ほどに。それでも坂田さんたちは、地域の宝でもある桜を守り続けています。
「私はもともと、桜が嫌いだったんですよ」。そう笑いながらも、「(組合長に)なった以上は、一生懸命やるタイプなんです」と話す坂田さん。その言葉からは、この場所を支えてきた責任感が伝わってきました。

旅の最後に訪れたのは、神河町の犬見川沿いにオープンした複合型アウトドア施設「COROHIMERIVER(カロひめリバー)」です。
トヨタカローラ姫路が展開する「COROHIME(カロひめ)」ブランドの新たな拠点として誕生した施設で、キャンプサイトやプレミアムヴィラなどを備えています。
特徴的なのは、“車とともに体験を深める”というテーマ。トヨタカローラ姫路の広報を手助けしているという正垣直人さんは、「車を販売するだけでなく、お客様のカーライフをもっと豊かにしたいという企業の思いが、そのまま表れている場所」と話します。
施設内には、川を眺めながら過ごせるプライベートテラスやテントサウナも整備されていて、自然のなかでゆったりとした時間を過ごすことができます。渓谷に張り出すように設計されたヴィラやテラスは、まるで風景の中に浮かんでいるようでした。
株式会社MEリゾート播磨の正垣努さんは、神河町について「都会に近い場所にありながら、この大自然を満喫できるところが1番の魅力」とコメントを残しました。
同施設では、峰山高原などの周辺スポットを巡る楽しみ方も提案されています。施設単体ではなく、“地域を巡る旅の入口”として位置づけられているのも印象的でした。





