河瀬直美監督『Dialog Theater』万博イチョウの苗木、芦屋へ《Expo Legacy》

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 大阪・関西万博で、映画監督・河瀬直美氏がプロデュースしたシグネチャーパビリオン『Dialog Theater~いのちのあかし~ 』(河瀨館) のシンボルツリーだったイチョウの“苗木”が兵庫県芦屋市の公園に移植され、6月20日、現地でセレモニーが開かれる。

 苗木の移植先は、翠ヶ丘南緑地(芦屋市翠ヶ丘町)。

移植される予定のイチョウの苗木 ※画像提供・一般社団法人Dialog Theater
苗木が移設される翠ヶ丘南緑地〈2026年6月11日 8時54分撮影 兵庫県芦屋市〉

 河瀨館の建物やイチョウの“親木”は、 泉佐野丘陵緑地(大阪府泉佐野市)への移設が決まり、2028年度の開館を目指し、常設の対話・文化シアターとして整備が進められている。
 このうちイチョウの親木は先行して今年(2026年)4月20日に移植され、6月14日に現地で記念セレモニーが開かれる。

 大阪・関西万博会期中、『Dialog Theater~いのちのあかし~ 』 では、「どうして私たちは、わかりあえないと思ってしまうのだろう。敵と味方に分かれてしまうのだろう」というメッセージを発信。 1時間に1回ペースの「対話=公演」を複数回開催した。
 初対面の来場者どうしが、日常生活で失われつつあるとされる“対話”をスクリーン越しに展開。単に「YES・NO」「正義・悪」などで二分化するのではない、”一期一会の、シナリオのない対話”が人気を集めた。

『Dialog Theater~いのちのあかし~ 』 大阪・関西万博のパビリオンでひときわ“異彩”を放っていた〈2025年6月15日撮影 大阪市此花区・夢洲〉
どこか懐かしさを覚える木造校舎の温かみをそのまま移築した〈2025年4月3日撮影 大阪市此花区・夢洲〉

館内には「対話シアター」とよばれる大きな部屋が 前方に映画館のように大きなスクリーンがあり、世界のどこかから参加する対話の相手が映し出される
大阪・関西万博会期中の“対話”は1500回を超えた これまでの対話は全て記録しており、今後公開することも検討〈2025年9月29日撮影 大阪市此花区・夢洲〉

 河瀨館は、廃校となった京都府福知山市立細見小学校・中出分校の1棟と、奈良県十津川村立折立(おりたち)中学校の2棟、計3棟を大阪・関西万博会場・夢洲(ゆめしま)に移築したもの。ほかのパビリオンとは全く異なるアプローチも話題を集めた。

黒板に書かれたメッセージもそのまま ここにも“懐かしさ”と“温かみ”が

■翠ケ丘南緑地

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