「淀屋橋ゲートタワー」開業!変わる御堂筋、 回遊性あるビジネス街…20年越しの思い、今

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大阪のビジネス街・淀屋橋に、高層複合ビル「淀屋橋ゲートタワー」(大阪市中央区北浜4丁目)が7月9日、全面開業した。

淀屋橋ゲートタワー・オープニングセレモニー〈2026年7月9日午前 大阪市中央区〉
「淀屋橋ゲートタワー」地上29階建、高さ135メートル 延床面積は約13万2400平方メートルと大規模

 大阪のメインストリート・御堂筋に面し、土佐堀川の南にある淀屋橋交差点を中心に、大阪市役所や日本銀行大阪支店などの官公庁、三井住友銀行大阪本店や住友ビルディングなどの「住友村」、日本生命本店などが並び立つ。

淀屋橋ゲートタワー26階からの眺望 大阪市役所を真下に 大阪市立中央公会堂が右手に〈2026年7月7日撮影〉
梅田方向を眺める

 ゲートタワーは旧ミズノ淀屋橋店の跡地に建設された。一帯は市街地再開発事業の対象地域。
 この一角にはミズノのほか、石原ビルディング(石原時計店)、白洋舍淀屋橋ビル 、尚美堂(宝石貴金属・美術工芸品)などが軒を連ねた。

 江戸時代には豪商「淀屋」が橋を架けたことが地名の由来とされる淀屋橋。
 商都・大阪の金融や経済の中心地として機能してきたが、しだいに大阪の街で“淀屋橋”をどう位置付けるかが懸案になっていた。「“南梅田”なのか、“北本町”なのか、中之島や堂島とどう関連付けるのか。そして何よりも“淀屋橋”の知名度を上げなければ。単に京阪電車の起点としか認識されていないのがもどかしい」。淀屋橋界隈ではこんな声が聞かれた。

 そうした中、1994年に御堂筋沿いの建物の高さ規制が緩和され、一帯の再開発構想を後押しする。その後2000年代に入り、 再開発が本格化する。

ミズノ淀屋橋店ビル(写真左から)①1927(昭和2)年・②解体前の2021(令和3)年・③淀屋橋ゲートタワー完成後の2026(令和8)年 ※①②画像提供・ミズノ ③画像提供・淀屋橋ゲートタワー

 2006(平成18)年に再開発に向けた勉強会が発足し、2008年に大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発などで構成する淀屋橋駅西地区市街地再開発組合を立ち上げた。しかし直後のリーマン・ショックで検討機会が6年近停滞した。2019(令和元)年8月に都市計画が決定。 コロナ禍の2021年10月に、淀屋橋交差点南西角のミズノ旧本社ビルや住友生命淀屋橋ビルなど11棟の解体、ゲートタワービル建設が始まり、2025年12月に竣工。実に20年の歳月を費やした。

土佐堀川北側から (写真右)住友ビルディング、淀屋橋ゲートタワー、淀屋橋ステーションワン
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