7月24日、祇󠄀園祭・後祭(あとまつり)の山鉾巡行は、11基が都大路を練り歩く。


大船鉾の屋根の端にある破風(はふ※)は、東西に取り付けられ、それぞれヒノキの1枚板(縦45センチ、横84センチ)で作られた木彫り彫刻の装飾が華やかさを添える。

西面に飾られる「巌(いわお)に烏」では太陽を象徴する八咫烏(やたがらす)と春を表す牡丹(ぼたん)が、東面に飾られる「汀(みぎわ)に兎」では月を象徴する兎と秋を表す芙蓉(ふよう)があしらわれている。

この2つで、“ 一日春秋 ”を表現、安寧な日々が続くことを祈願する。

高い位置に取り付けられるため、下から見上げても彫刻がはっきりするよう普段よりも深く彫りを入れたほか、黒一色の烏に立体感を持たせるため下地に特殊な銀箔(ぎんぱく)を使用してから着色するなどの工夫を施した。







