祇󠄀園祭、令和に進化する「大船鉾」烏と兎をモチーフに装飾 スケッチに込める男性の思いは…

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 7月24日、祇󠄀園祭・後祭(あとまつり)の山鉾巡行は、11基が都大路を練り歩く。

祇󠄀園祭・後祭山鉾巡行のしんがり(殿・最後尾)を務める「大船鉾」前方の“龍頭”がシンボルに〈2026年7月23日・宵山 18時17分撮影 京都市下京区〉
祇園祭・後祭(あとまつり)は、八坂神社の神様を御旅所(おたびしょ)から元の本殿へお送りする還幸祭(かんこうさい)に際し、神の通り道を清めるために行われる

 大船鉾の屋根の端にある破風(はふ※)は、東西に取り付けられ、それぞれヒノキの1枚板(縦45センチ、横84センチ)で作られた木彫り彫刻の装飾が華やかさを添える。

“一日春秋”を表現 西面の「巌に烏」(画像左)は太陽を象徴する八咫烏(やたがらす)と春を表す牡丹をあしらう 東面に飾られる「汀に兎」(画像右)は月を象徴する兎と秋を表す芙蓉があしらわれている〈2026年7月23日 14時40分撮影 京都市下京き〉

 西面に飾られる「巌(いわお)に烏」では太陽を象徴する八咫烏(やたがらす)と春を表す牡丹(ぼたん)が、東面に飾られる「汀(みぎわ)に兎」では月を象徴する兎と秋を表す芙蓉(ふよう)があしらわれている。

大船鉾・西面「巌(いわお)に烏」

 この2つで、“ 一日春秋 ”を表現、安寧な日々が続くことを祈願する。

大船鉾・東面「汀(みぎわ)に兎」

 高い位置に取り付けられるため、下から見上げても彫刻がはっきりするよう普段よりも深く彫りを入れたほか、黒一色の烏に立体感を持たせるため下地に特殊な銀箔(ぎんぱく)を使用してから着色するなどの工夫を施した。

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