「これカラ」の生活を考える、ひきこもりへの理解 神戸市の支援 オンライン講演会も開催中

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 全国で推計146万人にのぼるとされる、「ひきこもり」。神戸市においても、約1万8千人がひきこもり状態にあると推計されており、本人や家族からの相談は年間2500件以上に。これをうけて神戸市は、本人や家族が気軽に相談できる環境づくりを進めています。

 ひきこもりは決して特別なことではなく、誰にでも起こりうることです。神戸市は、本人や家族が抱える悩みに対応するため、2020年2月に「神戸ひきこもり支援室」を開設。資格を持つ相談員が、これまでのことや現在困っていることなどをゆっくり聞きながら状況を整理し、これから何をしていくのかを一緒に考えます。

神戸市が2020年2月に開設した、「神戸ひきこもり支援室」

 相談のおよそ7割は家族から寄せられており、相談をきっかけに本人が来所するケースもあります。

 家族が本人への接し方に悩んでいる場合には、相談員が状況を聞き取りながら、声のかけ方や家庭内のコミュニケーションについて一緒に考えます。

 また、家族教室や家族の居場所を設け、同じような経験をしている家族どうしが悩みを共有できる機会もつくっています。

家族教室や家族の居場所を設け、同じような経験をしている家族どうしが悩みを共有できる機会も
神戸市は、家族だけで解決しようとせず相談室へ来所することを推進しています

 本人に対しては、当事者どうしが交流できる居場所や、ボランティア活動の場を設けています。

「働きたい」という希望がある人には、就労相談窓口への同行など、一人ひとりのペースに合わせて、社会や人とのつながりを持てるよう支援しています。

 また、外出や人と会うことに不安がある人には、電話やメール、オンラインでの面談にも対応しています。さらに、当事者の居場所はオンライン上のバーチャル空間でも月1回開催しています。

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