最近よく聞く『脱炭素』←近年の酷暑にも影響 「無理ない範囲の行動から」具体的な対策で解決へ

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 ラジオ関西「三上公也の朝は恋人『つながるHYOGO、ひろがるSDGs』」では、毎月ゲストを迎え、SDGsにまつわる話題をピックアップ。8月は、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」に関する内容として「暮らしの中での脱炭素」をテーマに取り上げた。

写真左から、パーソナリティー・三上公也、生活協同組合コープこうべ・緒方哲文さん、兵庫県環境政策課・龍久美子さん

 酷暑続きだった今年の夏。その暑さの背景には“地球温暖化”などが関係した可能性があるとされ、対策のひとつとして、“脱炭素”という取り組みが注目されている。

 脱炭素の取り組みが、私たちの生活にどうつながっているのか。今回は、兵庫県環境政策課の龍久美子さん、生活協同組合コープこうべの緒方哲文さんに話を聞いた。

 脱炭素とは、「地球温暖化の原因となっている温室効果ガス、特に、二酸化炭素の排出を減らし、実質ゼロを目指す取り組みのこと」を指す。二酸化炭素は、車の運転をはじめ、エアコンやお風呂のお湯を沸かすときなど、暮らしのなかで間接的に発生するという。

 では、二酸化炭素の発生を抑えるために具体的にどのようなことをすればいいのか。龍さんは、脱炭素につながる行動として、すぐに取り組める3つの例を紹介した。

1)徒歩や自転車、公共交通機関など、自動車以外の移動手段を心がける

2)遠方から食材を運ぶと二酸化炭素の排出量が多くなる傾向にあるため、地元の食材を選ぶ

3)プラスチック製品の使い捨てを減らし、マイボトルやマイバッグなど、繰り返し使える製品を利用する

 兵庫県では、『ひょうご1.5℃ライフスタイル』という脱炭素社会に向けたプロジェクトを展開。

 具体的には、「環境ラベル」のついた商品を推奨するなど、身近な行動から脱炭素につなげる取り組みに力を入れている。

 また、脱炭素に関する取組を行う企業や団体、行政が連携する組織「ひょうご1.5℃ライフスタイルコンソーシアム」も設立されている。

 同コンソーシアムは、企業、団体それぞれが主体的に進める脱炭素の取り組みを連携することで、より効果的に脱炭素社会の実現を目指すことを目的としている。

 その参加企業のひとつである生活協同組合コープこうべでは、環境に配慮した独自の商品ブランド「フードプラン」を展開している。

 緒方さんは、「(フードプランは)食べる人、つくる人、作物や動物、産地の自然のことまで考えている。産地の水環境や大気、土壌、生態系にも配慮し、持続可能な商品づくりを進めている」と代表的な商品などについても詳しく説明した。

 コープこうべではほかにも、無駄な廃棄などを減らすために、家庭で余っている食品を回収する“フードドライブ”などを実施し、脱炭素に貢献している(コープミニルミナス箕面をのぞき、コープミニ以外のすべてのコープこうべ店舗で開催)。

 番組最後には、脱炭素に向けた日々の心がけについても話が及んだ。龍さんは、「暮らしのなかで無理なくできる範囲の脱炭素を、ちょっと意識して取り組んでいただければ」と話した。

※ラジオ関西「三上公也の朝は恋人『つながるHYOGO、ひろがるSDGs』」2026年8月10日放送回より

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