明智光秀ゆかりの地として注目される兵庫・丹波について、歴史をはじめ多面的に取り上げる『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』(ラジオ関西)。丹波篠山シリーズの2回目、8月6日放送回では、丹波篠山市で活動する「八上城麒麟が来る委員会」をピックアップ。番組パーソナリティーである「兵庫・神戸のヒストリアン」として活躍する田辺眞人・園田学園女子大学名誉教授と久保直子さんが、委員長の小野健二さんに話を聞きました。
【田辺眞人(以下、田辺)】「八上城麒麟が来る委員会」というのはどういう会ですか?
【小野健二さん(以下、小野)】地元の八上愛あふれるメンバーで構成している委員会です。
【田辺】明智光秀を大河ドラマの主人公にと、兵庫県側の丹波と京都府側の丹波の皆さんが、いろんな誘致活動をされてきたようですが、小野さんの周りではどのような活動をされましたか?
【小野】地元では10年前から八上のまちづくり協議会が毎年のように高城山(たかしろやま)登山を企画してきました。「明智光秀ゆかりの八上」ということで正式に取り上げられたことを機に、まちづくり協議会の中で新しい委員会として、「八上城麒麟が来る委員会」を立ち上げることになりました。
【田辺】高城山の登山会というのはいつ頃の季節にされているのですか?
【小野】例年はゴールデンウィーク中と秋口の年2回です。
【田辺】だいたい何人くらいの方が参加されるのですか?
【小野】大河ドラマが決まる前はスタッフを入れて20人程度でしたが、昨年からは1グループで最低20人から、多くて50人くらいの人数(スタッフで補える程度)になり、ガイドをさせていただきながら登山をしてきました。
やかみ校区まちづくり協議会
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『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』2020年8⽉6⽇放送回音声