岩田リョウコさんは、兵庫県出身の作家・イラストレーター。子どもの頃、あることがきっかけでコーヒーが苦手になるが、30歳でコーヒーに目覚める。2012年には、コーヒーの基本やトリビアを解説するブログ「I Love Coffee」を立ち上げ、読者の人気を集め書籍化へ。2020年11月に「コーヒーがないと生きていけない!」(大和書房)を出版。今回は、そんなコーヒー愛あふれる岩田さんにお話をうかがいます。
◆子ども時代のトラウマとは?
――30歳までコーヒーが飲めなかった、理由を聞かせてください!
本にも書いたんですが、トラウマがあったんです。小学生のときに、コーヒーをお茶だと思って、ホカホカのご飯にかけて食べてしまって。コーヒーとご飯という、最悪なハーモニーが口に残ってしまい、それ以来コーヒーがダメに……。
――では、なぜコーヒーが飲めるようになったんでしょうか?
29歳のときに、コーヒーで有名なシアトル(アメリカ)へ仕事で赴任したんです。そしたら、街のみんながものすごくコーヒーを飲んでいて、それを見て「せっかくシアトルに来てるんだから」と思って。赴任して1年くらいは見て見ぬふりをしていたんですが、30歳でついに飲んだら、「なんで今まで飲まなかったの!?」というくらい(のおいしさで)感激して、飲めるようになりました。
◆コーヒー愛が詰まった著書について
――本の表紙には『アメリカで1番有名なコーヒー愛好家』と書かれていますね。
シアトルで仕事をしているときにコーヒーのウェブサイトを立ち上げて、それが書籍化されたんですが、たぶん、みなさん私が日本人だと知らずに読んでいたんだと思うんですね。それから日本に帰ってきて、出版社の人から『アメリカで1番有名なコーヒー愛好家』という肩書きをいただきました。
岩田リョウコさん
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■「コーヒーがないと生きていけない!」著:岩田リョウコ(大和書房)