ラジオ関西の三上公也アナウンサーが、兵庫・神戸で活躍する企業やお店を訪ねる『こうべしんきん三上公也の企業訪問』(ラジオ関西)。2月2日の放送回では、株式会社ゼロフォーム(本社:神戸市中央区北野町)を訪問し、代表取締役の河崎正建さんに、同社の取り組みを聞いた。
レストラン経営とブライダル事業を行っているゼロフォーム。 2021年で15年目を迎える同社は、レストラン経営で神戸市に4店舗、姫路市に1店舗の直営店を構えており、イタリアンレストラン『GIORONE(ジョルオーネ)』は神戸信金の企業見学バスツアーの際、昼食会場として振舞われたこともあるそうだ。
昨年、コロナの影響で「大変(売り上げが)落ち込むようなキャンセルの連続や、お店を再開してもなかなかお客様が来ていただけないとか、そういった苦しい時期があったわけなんですけど」と実情を語る、河崎さん。しかし、河崎さんの懸念とは裏腹に、現場のスタッフ、社員一同はポジティブに前を向いていて、挫けずにいてくれたという。「経営者の僕がむしろ励まされる様な場面もたくさんありましたし、私としても(コロナを乗り越える上で)そこは非常に大きいところかなと思っています」と暖かいエピソードも話してくれた。
コロナ対応について「ブライダルに関しては去年の春から延期やキャンセルの案件ばかりだったので、延期される場合でもキャンセル料は一切頂きません」と断言。何一つ不備が無い状態でもキャンセルを決断されたお客様からはキャンセル料を頂かず、むしろ全額免除としているそう。「お陰様で、延期されるお客様からはそういった意味で信頼関係を構築し続けることができました」と語る。
また同社の飲食店では、テイクアウトや、デリバリーにも取り組んだという。「デリバリーはちょっと違うなとなりまして、ただテイクアウトは出来るだけやって行こうということで、特に居留地にも店舗がありますので、結構役所とか企業さんが周りにたくさんありまして、お弁当販売をさせていただいて、多い時では1日で百何十個とか販売したりと、今日もやらせていただいてる状況ですね」と今日に至るまでの経緯を話してくれた。
今後について「僕らもいろんなことを見つめ直す機会ををいただいた」と河崎さん。飲食業などの接客の基礎には人と人との繋がりがあり、「食を通じてお客様が信頼関係を築く場ですので、初心に帰って少人数であっても絆を深める場にしたいな」と思いを語っていた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2021年2月2日放送回より
◆『こうべしんきん三上公也の企業訪問』アーカイブ記事
https://jocr.jp/raditopi/tag/mikami-company-visit/
◆『こうべしんきん三上公也の企業訪問』番組ブログ
https://jocr.jp/houmon/
『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2021年2月2日放送回 音声