世界のトップバリスタが監修 コーヒーと小説が届く“体験型”の新感覚サブスクとは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

世界のトップバリスタが監修 コーヒーと小説が届く“体験型”の新感覚サブスクとは?

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 なんてことのない日常のワンシーン、時には見逃してしまうこともある“ちょっと特別な瞬間”を、小説とコーヒーで体験できる……そんな新たなサブスクリプション型サービス「ものがたり珈琲」がこのほど誕生した。

「ものがたり珈琲」とは、月や季節に合ったテーマを決め、そのテーマに沿った2つのシーンをブレンドコーヒー&小説にするという新感覚サービス。配達は月1回、ボックスの中には2種類のブレンドコーヒーとポストカード、そして、「ものがたり新聞」が同封されている。ポストカード裏のQRコードを読み取ると、文筆家や小説家、クリエイターが手掛けたオリジナル短編小説を読んだり朗読を聴くこともできる。

 7月のテーマは『日差しと優しさ』。そこから「幸せな目覚めの時に」「ごめんねの気持ちと共に」という2つシーンでブレンドが行われた。ブレンドは、世界No.1バリスタである粕谷哲さんが監修している。毎回、チームでアイデアを出し合い、どのような一杯ならそのシーンに寄り添えるのかを話し合うそうだ。

 たとえば、「幸せな目覚めの時に」というシーンでは、休日の朝にカーテンを開けたら雲ひとつない青空が広がっている、朝目覚めたら大好きな人の寝顔が隣にある、そんな日の朝に飲みたいコーヒーをイメージ。軽やかでフルーティーなウォッシュドの豆を浅煎りで仕上げ、きれいな酸味とスッキリとしたクセのない味わいのブレンドで、幸せがこみ上げるような朝にピッタリの1杯に。

 代表の平岡雅史さんによると、「ものがたり珈琲」のはじまりは、コーヒーそのものではなく「誰と飲むか」「どんな時に飲むか」にフォーカスしたことだったという。

「もともと私は、体験型のコンセプトシェアハウスを10年前から運営していて、今は全国で11ハウスほど展開しています。その中のひとつに、本とコーヒーをテーマにしたシェアハウスがあるんです。そこでバリスタやカフェオーナーの方たちと、日常のシーンごとに合わせた味わいのコーヒーがあれば良いね、という話をしたことから着想を得て、今回このサービスが生まれました」(平岡さん)

 同サービスは、始動してまだ半年だが利用者はすでに1,000人以上が登録。定期便を利用するユーザーの他にも、両親や大切な人へのギフトとして利用する人も多いそうだ。申し込みは「ものがたり珈琲」公式ホームページから。


【「ものがたり珈琲」公式HP】

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