岡山県北部の拠点である津山市では、9月11日(土)午後1時から移住相談会「岡山県津山市IJU相談会」がオンラインで開催される。
北は中国山地を境に鳥取県と接し、人口は約10万人。中国自動車道が東西に走り、インターチェンジが市内に2か所ある、津山市。大阪駅~津山間は160kmで、車では2時間程度で行き来することができるなど、車などでのアクセスも便利な立地にある。


その津山市での移住相談会では、関西圏からの先輩移住者によるトークセッションを開催する他、個別相談も実施予定。移住だけでなく、就職や農業・林業の就業、地域おこし協力隊についても話しを聞くことができる。さらに津山市で伝統的に行われている手織りの綿織物「作州絣」(さくしゅうかすり)を次の世代に伝えるべく、地域活動や織り人講座を行っている作州絣保存会のライブ配信も行われる予定。先輩移住者の1人は、作州絣の織り人講座に参加しており、移住先の伝統に触れながらの生活はどのようなものか、話を聞くことができるという。

「気候は、はっきりとした四季が感じられ、市内中心部にある津山城跡の鶴山公園は、日本のさくらの名所100選にも選ばれた場所。千本の桜と石垣のコントラストは絶景です。また、地震や台風などの自然災害が非常に少ないことも特徴の1つ。津山市の市街地は、医療施設や商業施設も充実し、市街地から車で30分ほど走れば、のどかな田園風景や豊かな自然が広がっています。まちと田舎がほどよく調和した『ちょうどいい暮らしやすさ』があります」と津山市の魅力を語るのは、移住相談会を担当する石坂さん。
「移住を検討されている方の背景は人それぞれかと思います。移住について知りたいことや、現在不安に感じていることなど、考えておられることは多数あるかと思います。今回の相談会により、少しでも情報収集や移住にかかる不安解消につながることを願い、相談会を開催しております」と、相談会の趣旨を述べていた。
「岡山県津山市IJU相談会」はオンラインでの完全事前予約制で定員は7人。また、大阪市中央区のシティプラザ大阪内にある「大阪ふるさと暮らし情報センター4階セミナー室(優)の間からのオンライン参加も可能だ(定員3人、完全事前予約制)。相談会の申し込みなど、詳細は津山市のホームページに掲載されている。問い合わせは、津山市仕事・移住支援室、電話0868-24-3787まで。

なお、津山市では、11月13日(土)に、オンラインでの津山ぐらし体感ツアーも開催される予定。市内各地から津山市の様子を伝えるとともに、食体験やワークショップを行い、津山での暮らしの一部を体感できるという。詳しくは、今後、津山市の定住ポータルサイト「LIFE津山」に掲載される。
※ラジオ関西『羽川英樹ハッスル!』2021年9月9日放送回「岡山県北ハッスル情報」より
【津山市 仕事・移住支援室(津山市公式HPより)】
【津山市定住ポータル「LIFE津山」】