「虚無と喋りがち」とTwitterに漫画を投稿したのは、1歳6か月の娘さんを持つ、たすこさん(@mmtsk92)。この「育児あるある」を切り取った漫画に共感の声が集まっています。
たすこさんは自転車をこぎながら、後ろのチャイルドシートに乗っている娘さんに向かって、「あっ! たっちゃん見て見て! 電車来たよ!」と元気に話しかけます……が、実は娘さんを保育園に預けに行った帰り道だったため、ただのデカい独り言になってしまったのでした。
リプライでは、お母さんの“独り言あるある”に、共感の声が多く集まりました。
「私もパトカー見かけて、『パトカーだよ!』と息子のために手を振ったら、息子を習い事で送った直後…。パトカーがわざわざ「どうかされましたか?」って心配して戻ってきてくれて、『いや、あの違うんです!息子がいて!4才で!!あのパトカー大好きでして!』…恥ずか死ぬ」
「車の運転中に救急車やパトカーとすれ違ったら、つい『あ!ピーポー!!』って言ってしまう。全てドラレコが録画してると思うと…」
「久しぶりに一人で出掛けてるのに、虚無と手を繋ごうとしてしまう」
「自転車の後ろに誰も乗ってないのに、子供と話しているようにみえる人の謎がやっと解けた」
「大丈夫です。僕もバイト終わっても、自動ドアから入ってきた人に『いらっしゃいませ』を言いそうになりますから」
「可愛いし、母ちゃんの愛の深さに泣ける」
たすこさんに子育ての様子を聞いてみました。
――娘さんはいつも電車が好きなのでしょうか?
娘は電車が大好きで、電車の音が聞こえたり踏切の音が鳴ったりしていると、いつもジッと見ています。まだ呼びかけをしても特に反応はないのですが、なるべくたくさん会話をして発語を促したくて、よく話しかけています。
――他にも子育ての習慣で、ついやってしまう癖はありますか?
同じようなシチュエーションだと、娘を保育園に送った直後なのに、「今日は良い天気だね〜!」と言ってしまったり、夫が娘のオムツ替えに行ってくれているときに、「パパまだかな〜」と話しかけてしまったりしたことがあります(笑)。他には、今はなくなった癖なのですが、娘が低月齢の頃は、娘を抱いていなくても立っているとユラユラあやしてしまうことがありました。
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もし街中で大きな独り言を言っているお母さんがいたら、子どもへの愛の証かもしれません。
(取材・文=ししまる555)