◆これ食べなまりりん!〈24〉
こんにちは。ラジオパーソナリティー“たべなまりりん”こと、田名部真理です。今回は、思わず興奮!? のレストランのお話です。
兵庫県朝来市生野町にある老舗レストラン「生野高原レストランKassel」(以下、カッセル)は、1979年に宿泊施設も兼ねて開業。鉱山の町として様々な地域の人が集まり、独特の食文化が形成された生野町で、地元の伝承料理や旬の食材を使った料理を提供し続けています。(現在、宿泊事業は行っていません)
しかし、新型コロナの影響で外食の機会が大きく失われたことから、今年3月に新たな試みを始めました。料理の通信販売です。「地域の特長をいかした食材と個性あふれるメニューを自宅で楽しんでもらおう」と考えたといいます。
冷凍、もしくは冷蔵の真空パックで届くレトルトメニューは、グランシェフ自ら手掛けました。但馬牛など地元の食材をふんだんに使った料理が揃います。
「ブルゴーニュ風但馬牛のビーフシチュー」(2個入り、6,000円)は、香味野菜とともに赤ワインに一晩漬けこんだ但馬牛ホホ肉を使用。5~6時間煮込んだ大ぶりのお肉は、口の中でほどける柔らかさです。「極上とろうま但馬牛ビーフカレー」(2個入り、3,000円)は、但馬牛を圧力鍋で調理。開店当初から引き継がれる欧風仕上げのルーは自家製スパイスを加えると風味が増します!
私も出演するラジオ番組『谷五郎の笑って暮らそう』のメインパーソナリティー・谷五郎さんはスタジオでビーフシチューとビーフカレーを実食。ともに但馬牛のサイズ感には大興奮の様子で、カレーについては「コクがあってうまい! 欧風カレーのええ味や~! スパイスでグンとウマなるな~」と、ゴローさんもスプーンが止まりません!
そして、私がいただいたのは、但馬牛フィレステーキメインの「おうちでフルコース」(1人前、8,000円)です。湯せん用のお鍋とフライパンがあれば、自宅で本格ディナーが完成! 調理やステーキの焼き方の詳しい説明書も付いてきます。
◆メニューの一例
「ブルゴーニュ風但馬牛のビーフシチュー・2個入り」(6,000円)
赤ワインと香味野菜に但馬牛ホホ肉を一晩漬けこみ、フォンドボーを加えて、オーブンで5~6時間煮込み、肉の形を残しつつ柔らかく仕上げられたビーフシチュー。甘みが抑えられ、お酒のおともにもピッタリです。均一にはしるお肉の縦の繊維が口のなかでほどけるたびに、但馬牛のかおりがあふれます。
「極上とろうま但馬牛ビーフカレー・2個入り」(3,000円)
肉のうまみをできるだけ逃がさないために但馬牛を圧力鍋で調理し、オープン当初から引き継がれている欧風仕上げのカレールーと合わせてから軽く煮込んだビーフカレー。シェフオリジナルの自家製スパイス付き。追いスパイスでより風味が増します。
「おうちでフルコース(メイン:但馬牛フィレステーキ)1人前」(8,000円)
内容は、▼瀬戸内鮮魚のエスカベ―シュ(洋風南蛮漬け)、▼自家製燻製の盛り合わせ3種(鴨、サーモン、卵)、▼ビーツのポタージュスープ、▼但馬牛のフィレステーキ、▼プチフランスパン、▼ベイクドチーズケーキ&ガトーショコラ。なお、「おうちでフルコース」は他にもメイン食材やスープが選べます。
◆「生野高原レストランKassel(カッセル)」
兵庫県朝来市生野町栃原1784
アクセス 生野インター、および、生野駅より車で10分(※送迎有り、要事前確認)
電話 079-679-4288
営業時間
ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00)
カフェ 14:00~17:00(L.O.16:00)
ディナー 17:00~21:00(L.O.19:00)
※ディナーのみ3日前までに要予約
定休日 月曜(祝日の場合は翌火曜)
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