家電からいつもと違う音が聞こえる……。原因も分からず「故障かも」と不安になった経験がある人は多いだろう。調べようにも、手掛かりが「音」だけではどう調べたらいいのか、どのように問い合わせれば良いのか、判断が難しいこともある。
そんな家電製品の「音」を、“擬音”を使って詳しく解説しているのが、家電品、空調機器、設備機器等の販売、エンジニアリング・保守サービスの提供を行っている日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立GLS)だ。
公式ホームページ内「お客さまサポート」の「よくあるご質問」では、洗濯機やエアコンが運転中に発するさまざまな音を擬音として複数挙げ、ぞれぞれの原因や、そこから考えられる不具合・解決法について分かりやすく説明されている。
擬音を使った説明は、例えば洗濯機の「ジュジュ」の項目は、「給水中に出る音で、給水圧が高いと大きくなる場合があります。水栓(蛇口)を少ししぼって給水量を調整し、音が小さくなるかご確認ください」と記されている。
また、エアコンの「カタカタ」は、「運転開始直後にする音の場合は、内部部品(電磁弁)が動作している音です。音が止まらず気になる場合は、以下のページで対処方法をご確認ください」という具合だ。
ほかにも、ウィーン、ブーン、ゴーッ、などなど……。
「ひたすらオノマトペで説明しててすごい」などと、過去に話題になったこともある、かなり充実したこのページは一体どのようにして生まれたのだろうか。日立GLSの担当者に聞いた。
まず、なぜこのような形で掲載することとなったのか。