「腕時計を買いに行く」ことは、人生の中でそう多くある機会ではありません。ある人は緊張し、ある人は心がおどる場面でしょう。その際、どんなことを心がければよいのでしょうか。どんな服装がマッチするでしょうか、そして、着けていく腕時計は? 登録者数が6万人を超える「腕時計YouTuber」であるRYさんが、『やさしい腕時計』(ラジオ関西Podcast)で解説しました。
◆高級時計店の敷居は、意外と高くない!?
高級時計店はどうしても敷居が高そうに思え、初めて訪問する際は誰もが背筋が伸びるものでしょう。そういう場合、RYさんは「事前予約」することを勧めます。店側も事前に接客の準備ができ、希望するモデルの在庫を確認できるなど、大きなメリットがあるようです。コロナ禍になり、「密を避ける」という観点からも有用です。
もちろん、初めての訪問で「購入を即決する」する必要はありません。納得いくまで何度も訪問し、試着を重ねることで店員とコミュニケーションをとりながら、最良の一本にたどり着くものです。腕時計に限った話ではありませんが、最初に欲しかったモデルとは違う腕時計を購入する、という話はよく聞きます。RYさんは、「気軽に店に入ってみてください。訪問を重ねるごとにリラックスできるようになりますよ」と呼びかけます。
◆高級時計店で、心がけたい「6つのこと」
高級時計店に、100万円を超える商品が並ぶのはよくあることです。訪問した際の大事な心掛けとしては、「商品を傷つけない、丁寧に扱うという心がけがあればじゅうぶん」と話します。具体的には、次に挙げる「6つのこと」に気を付けると良いそう。
(1)アクセサリー類は、試着前に必ず外す
時計に傷が付くことを防ぐためにも、ブレスレットなどは外しておきましょう。特に、磁石が埋め込まれた健康器具に注意が必要です。それが発する磁力で血行促進が期待されるものですが、時計には大敵です。磁気帯び(時計の部品が磁気によって狂う事)の原因になり、購入後も気を付けたいところです。