今年も9月10日から16日までの1週間は「自殺予防週間」。自殺対策を推進するため、自殺についての誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及することが重要だとして、自殺予防の啓発活動が全国各地で行われる。兵庫県も、様々な悩みに関する相談窓口を設置している。
眠れなかったり、早退や遅刻、休みが多くなったり、原因不明で体調が悪かったり、お酒の量が増えたり、何もかもにイライラしたり……そういった不安を感じたときには「ひとりで悩まず、家族だけで抱え込まず、その思いを相談してください」と、兵庫県は呼びかけている。また、「いのち支える兵庫県」として、特設ホームページを通じても支援や相談窓口の案内を行っている。
兵庫県が設置している相談窓口は次のとおり。
『兵庫県いのちと心のサポートダイヤル』（電話078-382-3566）では、こころの悩みや不安な気持ちなどについての相談を受けている。電話相談だけでは対応が難しい場合には、最も適した他の相談機関や、相談窓口などを紹介している。平日が午後6時から翌朝の午前8時30分まで、土日祝は24時間対応。相談料は無料（通話料は相談者負担）。
『ひょうご女性サポートホットライン～ここふれ～』（電話0120-62-3588）では、コロナ禍の中でも女性が生きることをあきらめないよう、女性が抱える生活上の悩みや就労に向けたアドバイス、メンタルヘルスにも対応した相談を受けている。必要に応じて、専門相談機関の情報提供や対面相談につなぐことができるという。対象は兵庫県内在住の女性で、火曜から土曜まで（祝日は除く）の午前9時から正午までと、午後1時から午後4時まで対応。相談料は無料。
『新型コロナウイルス感染症に関する法律電話相談』（電話078-341-9600）では、「コロナで仕事が減った職場から休業を命じられ、その間の給与が支払われない」、「コロナを理由に突然会社を解雇された」など、新型コロナウイルス感染症の影響による生活・労働・消費者問題などに関して、弁護士が相談に応じている。平日の午後6時から午後8時まで（受付は終了時刻の15～20分前まで）、相談料は無料（通話料は相談者負担）。
『夜間法律電話相談』（電話078-341-9600）では、解雇・多重債務・生活保護・家庭の問題・心の悩み相談などに、弁護士や精神保健福祉士が対応している。土曜の午後5時から午後8時までと、日曜の午後5時から午後9時まで（受付は終了時刻の15～20分前まで）、相談料は無料（通話料は相談者負担）。
