フレンチの王道を歩んできたシェフが生産者直送の食材だけで組むコースメニューを味わえる店が、大阪・北新地にできました。
「北新地ふじもと」では、鱧・鯛・平目・足赤海老といった淡路島・由良漁港の魚介、水茄子・泉州黄玉ねぎ・パプリカなど泉佐野市・伝統農家の野菜、梅酢やみかんで育てた和歌山県御坊市の鶏肉を使い、素材の魅力を引き出すことを最優先に調理。フレンチの料理技術をもとに、和食の要素や中華料理的な味わいを組み込むなどジャンルにこだわらない自由な発想で献立を構成します。
泉州黄玉ねぎの甘みを生かす「南瓜の冷製スープ」は自然な甘さで、食事スタートにぴったり。
由良漁港の「鱧フライ」「足赤海老フライ」泉佐野の「水茄子フライ」は自家製のタルタルソースでいただきます。鱧と海老は大きくて身がしまり、確かな味を感じます。水茄子は水分が多くてやわらかい新食感。
御坊市の「鶏もも肉のせいろ蒸し」は鶏の旨味とちょうどいい歯ごたえを、味噌の甘さを活かしながら表現しています。
調味料として、シェフがほれ込んだ和歌山県湯浅町の銘品を使っています。湯浅町は醤油発祥の地です。