大阪・御堂筋の中央分離帯でいつの間にか育ち、「ど根性スイカ」として話題になったスイカを「切ってみる会」が11日、大阪市鶴見区の植物園「咲くやこの花館」で開かれる。スイカをカットし、中身の色や種の状況などを確認するとともに、実の状態によっては、希望者に先着順で味見をしてもらうことも検討しているという。
ど根性スイカは先月中旬、御堂筋の中央分離帯で自生しているのが見つかり、その後、大阪市役所での展示を経て、10月20日から咲くやこの花館で一般公開している。「スイカの中を見てみたい」という声や「今後どうするのか」という問い合わせが相次いだことから、同館は「切ってみる会」開催に踏み切った。
会では、直径約10センチのスイカの中身を参加者全員で観察し、食べられる状態であれば試食を実施する。また、種ができていたら、種子を採取して、同館で「ど根性スイカ2世」栽培を目指す方針だ。
同館マネージャーの上棚亮さんは「果たしてど根性スイカの中身は何色なのか。興味のある人はぜひお越しください」と話している。
「切ってみる会」は、11日11時11分、同館1階フラワーホールで開催。入館料高校生以上500円。問い合わせは咲くやこの花館、電話06-6912-0055。
◆「ど根性スイカを切ってみる会」
場所 咲くやこの花館1階フラワーホール (〒538-0036大阪市鶴見区緑地公園2-163)
日時 2023年11月11日(土)11:11~
入館料 高校生以上500円(中学生以下無料)
問い合わせ 咲くやこの花館、電話06-6912-0055