防災啓発活動を行う神戸学院大学(神戸市中央区・ポートアイランドキャンパス)の女子学生グループ「防災女子」が、生活雑貨通信販売大手「フェリシモ」(本社・神戸市中央区)が展開するプロジェクト「みんなのBOSAIプロジェクト もしもしも(R)」とコラボレーションした。
阪神・淡路大震災から29年を前にした1月14日、災害対策セミナー実行委員会(117KOBEぼうさいマスター育成会議、神戸学院大学、神戸市)が主催する「神戸防災のつどい2024」に関連するイベントとして、「防災女子」が防災のための備蓄食を調理した5つの料理を、神戸・三宮センター街で150食振る舞った。
この企画は、神戸の食品メーカーが参画し、フェリシモが近く商品化する「みんなのBOSAI もしもしも ローリングストック ~KOBE BOX~」のプレゼンテーションを兼ねたもの。
災害時に役立つとは知りつつも、保存食の備蓄を忘れがちになっている現実を踏まえ考え出されたのが、日常生活で食料備蓄を取り込む「ローリングストック」。
普段から少し多めに食材、加工品を買い置きし、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家庭に備蓄しておく方法。日常生活で消費しながら備蓄することで、食料を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保つことができる。
学生たちによるアレンジ料理は、耐熱ポリ袋をつかって湯煎調理し、災害時に自宅で避難する際に備蓄食を実際に活かすことができるようにした。
【神戸学院大学「防災女子」Instagram】
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