『お酒とメディア』美人画、提灯、看板も…奥深い日本酒広告の歴史がここに 白鹿記念酒造博物館 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『お酒とメディア』美人画、提灯、看板も…奥深い日本酒広告の歴史がここに 白鹿記念酒造博物館

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 酒どころ・灘五郷のひとつ、清酒「白鹿」ブランドを展開する辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)が運営する「酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)」では、さまざまなメディアを通じた日本酒の販売促進の歴史について紹介する企画展『お酒とメディア』を開催している。3月4日(日)まで。

白鹿記念酒造博物館・企画展『お酒とメディア』 3月4日(日)まで
総展示数は約60点 「白鹿」「白鶴」「大関」「白雪」の広告(美人画含む)も並ぶ

 酒ミュージアムは、日本酒の歴史・文化を後世に伝えるため、1982(昭和57)年に設立され、42年の歴史を持つ。

「白鹿」広告 明治末期 ※画像提供・白鹿記念酒造博物館
「白鹿」屋外看板 1936(昭和11)年/愛知県名古屋市内 ※画像提供・白鹿記念酒造博物館
ユーモラスな絵、一升瓶をかたどった看板などバリエーションが
「白鹿(ハクシカ)」提灯 昭和初期

 日本酒の広告は、古くからバラエティーに富んでいる。

 酒造メーカー各社は自社商品を消費者にアピールするため、引札(ひきふだ・江戸時代から昭和初期にかけてのチラシや折込広告)に始まり、屋外広告、新聞広告、ポスター、ウェブメディアなど、時代に応じてあらゆるメディアで広告を展開してきた。

 今回の展示では、お酒とメディアの歴史を伝える。

『お酒とメディア』色彩の美しさやデザインのセンスも見どころ ※画像提供・白鹿記念酒造博物館

 白鹿記念酒造博物館では、これまでに白鹿ブランドの美人画ポスターを展示したことはあったが、自社以外の酒造会社も含めた広告宣伝に特化した展覧会は初めて。


酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)公式ホームページ

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