6月~8月に旬を迎える「赤しそ」。年間を通して店頭に並ぶ「青しそ(大葉)」とは違った鮮やかな赤紫色が特徴で、梅干を作るときの色出しにも使われている。
赤紫色の成分はポリフェノールの一種・アントシアニン。強い抗酸化作用を持っているため、生活習慣病の主な原因の一つ“活性酸素の過剰な発生”を抑える効果などが期待されているそうだ。
この赤しそに砂糖やクエン酸などを混ぜて作られるのが“赤しそジュース”。神戸市須磨区にある産直市場「ナナ・ファーム須磨」には開業当初から人気の赤しそジュースがある。「須磨の紫」だ。神戸市須磨区板宿にある「すぎな農園」が製造しており、有機栽培の赤しそ・砂糖・りんご酢のみで作られた濃縮タイプ。水や炭酸水、牛乳などで5~10倍に薄めて飲むのが定番だとか。
また、焼酎で割ったり原液をヨーグルトやアイスにかけたり、かき氷のシロップ代わりに使うのもおすすめとのこと。同市場の担当者は「赤しそは漢方にも使われるほど高い栄養価が特徴。ベータカロテンやカリウム、アレルギー症状を緩和すると言われるロズマリン酸、血流改善などが期待されるアルファリノレン酸などが含まれています。腸を整える効果や利尿作用があり、夏バテにも良いとされている赤しそジュースで夏を乗り切ってください」と話した。
※ラジオ関西『Clip月曜日』6月17日放送回より
■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨公式サイトを参照。