土地ごとの食文化と、地域ならではの歴史が紐づく「郷土料理」。神戸のロックンロールバンド・ワタナベフラワーのムサ(ベース)と落語家の桂米舞(かつら・まいまい)がパーソナリティーをつとめる番組で、島根県内に広がる郷土料理を紹介した。
今回紹介したのは、島根県の「ふきのとう味噌」。その名の通り、ふきのとうと味噌を和えたもので、島根県の出雲地方を中心に食べられる食材として知られる。水と土地の質が良い同県では、土手や公園などさまざまな場所にふきのとうが生えていることから誕生した。
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ごはんのおともやお酒のつまみとして定番の、ふきのとう味噌。番組では、白米とともに実食。実食後、ムサは「日本酒!」と力強くひと言。米舞も「わかります!」と即答し、お酒にぴったりであることが判明した。
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「ほんのりした苦みがおいしいですね〜!」と絶賛するムサは、ライブで島根県を訪れた際にふきのとう味噌に出会ったことがあるという。地元でよく作られる同料理は、“おすそわけ料理”としても定番。「神戸でいうと、イカナゴ的なポジションですよね」と、ムサの地元・神戸にあわせて説明した。
ふきのとう味噌を堪能した2人は、「小さい子も食べやすいと思います!」とアピール。「味噌の甘みがあって、年配の方から子どもまで(幅広い年齢層の方が)食べやすいと思います」と、改めてその魅力を熱弁した。
※ラジオ関西「木曜Clip」2025年2月6日放送分より
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