レストランでワインを飲もうとメニューを見た際、品ぞろえによっては「多すぎて何を注文したらいいのか分からない……」と感じたこと、ありませんか?
そんなときにおすすめのワインを紹介してくれるのが「ソムリエ」といわれる人たち。ソムリエとは1種の資格ですが、一体どんなもので、どんな試験を受けて取得できるのでしょうか。大阪市内にイタリア料理店を構える合同会社VinoBarDueの代表社員・舩津孝二さんに聞きました。

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そもそも、ソムリエとはどういった資格なのでしょうか?
ソムリエの資格を持つ舩津さんによると、「ワインに限らず、コーヒー・日本酒・ウイスキーなど、ドリンク全般を管理・販売・提供する仕事」とのことだといいます。

資格を取得するにはそれなりの時間と労力を要するのだそう。
「まず、飲食店での実務経験が3年以上なければ受験することができません。それをクリアしたうえで、1~3次試験を受け合格して資格取得となります。昔はもう少し受験しやすかったのですが、最近では難しくなってきました」(舩津さん)
