阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えたなか、若者による震災の教訓をつなぐプロジェクトを支援しようと、JA共済連兵庫(全国共済農業協同組合連合会 兵庫県本部)がこのたび、兵庫県に300万円を寄付しました。
この寄付は、JA共済連兵庫が県内14のJAと連携し、防災・減災に向けた支援活動の一環として、震災の記憶と教訓を若者が次世代へ伝えていくプロジェクト「リメンバー117」支援のために実施されたものです。
2月27日、兵庫県庁で贈呈式が行われ、JA共済連兵庫の福本博之会長から兵庫県の池田頼昭防災監へ寄附目録が手渡されました。これに対し、兵庫県からJA共済連兵庫に対する感謝状が贈呈されました。

「リメンバー117」は、震災を経験していない若者たちが取材や発信を通じて防災意識を高めるプロジェクト。JA共済連兵庫の寄付金はその活動資金として活用されます。同日、プロジェクトの初回ミーティングも行われ、参加者たちが今後の活動について意見を交わしました。
JA共済連兵庫は、「地域とともに歩む組織として、今後も防災・減災の取り組みを支援していきたい」とコメント。今回の寄付が若い世代による防災意識向上に大きく貢献することが期待されています。
