大阪・関西万博『電力館 可能性のタマゴたち』ゲーム感覚で体験、29のエネルギーを学ぼう! | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大阪・関西万博『電力館 可能性のタマゴたち』ゲーム感覚で体験、29のエネルギーを学ぼう!

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 関西電力、東京電力など電力大手10社で構成される電気事業連合会(電事連)は6日、大阪・関西万博(4月13日~10月13日 184日間)に出展するパビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」の報道関係者向け内覧会を開き、未来のエネルギーに関する体験展示を公開した。

大阪・関西万博 電気事業連合会パビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』核融合体験ゾーン〈2025年3月6日 大阪市此花区・夢洲〉
大阪・関西万博 電気事業連合会パビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』内部・可能性エリア〈2025年3月6日 大阪市此花区・夢洲〉

 建物は2階建て。最も高い部分で17.44メートル、延床面積は約2850平方メートル。
 大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と親和性を持たせた電事連のテーマは「エネルギーの可能性で未来を切り開き、いのち輝く社会の実現へ」。

大阪・関西万博 電気事業連合会パビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』外観〈2025年3月6日 大阪市此花区・夢洲〉

 2050年、温室効果ガスの排出をゼロとする「カーボンニュートラル」(脱炭素)の実現のため、電力業界に課せられた課題と期待は大きい。
 今後はクリーンエネルギーを中心とした、社会システム全体の大きな構造転換が求められている。

『電力館 可能性のタマゴたち』エントランス〈2025年3月6日 大阪市此花区・夢洲〉

 パビリオンは、エネルギーに関わる“可能性のタマゴ”を数多く体験してもらおうと、外観はタマゴ型にした。

 表面には、2100本もの鉄骨を組み合わせ、様々な形の平面を組み合わせた「ボロノイ構造」を採用。その数は60種類・352枚。

 壁を覆う不燃性の膜は、閉幕後にリサイクルされる。

大屋根リングの外側すぐ 東ゲートから入場するとすぐに姿を現す
夕暮れ時には大屋根リングの影が投影され、幻想的な雰囲気に〈2024年9月2日 ※撮影・ラジオ関西コンテンツニュース部〉

 天候や時間帯によって建物全体の見え方が多彩に変化するよう、色はシルバーをベースにした。
 また、シルバーは未来に向けた多くの可能性を表現している。

 内部では核融合発電や振動力発電など未来の新しいエネルギーを体感できるよう、「タマゴ型デバイス(端末)」を首にぶら下げて45分をめどに館内をめぐる。
 このデバイスが展示内容と連動して計50パターンで光ったり、振動したりする。


大阪・関西万博パビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』※映像提供・電気事業連合会

■外観


■建設記録


■パビリオン体験

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