「あれに見えるは、茶摘みじゃないか 」八十八夜 夏近づく 宇治の新茶、季節到来 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「あれに見えるは、茶摘みじゃないか 」八十八夜 夏近づく 宇治の新茶、季節到来

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 立春から数えて八十八夜の1日、茶の名産地・京都府宇治市で新茶の季節を告げる「茶摘みの集い」が開かれた。

宇治新茶の初摘み デモンストレーションする女性〈2025年5月1日 9時48分撮影 京都府宇治市〉

 立春から数えて88日目ごろに新茶の収穫が最盛期を迎えることにちなんだ行事。

 例年、メディアに向けて茶摘みのデモンストレーションを大学生らが務める。日本茶の海外輸出が拡大し、世界でも好まれていることから、2023年はジェンダーフリーを意識して男性も加わっていた。

2023〜24年は「宇治茶宣伝隊」として、男性も参加していた 双子の藤林ゴウさんとシュウさん〈2024年5月1日〉

 主催する京都府茶業会議所によると、今年の新芽は3月から4月上旬にかけて低温が続き、昨年よりやや遅れているが、順調に育っているという。

 近年は抹茶ブーム、とりわけ抹茶を使用したスイーツの人気が高まっているが、茶業会議所は「緑茶本来の甘みと香りを味わうために、ぜひ自宅で宇治新茶を淹れていただきたい」と話す。

西脇隆俊・京都府知事や松村淳子・宇治市長らも茶摘みに加わった
濱田芽夏(めいか)さん(写真一番左 同志社大学3年・20歳)は「思ったより難しかった。手作業なので、摘める茶葉はわずか。ふだん私たちが飲むお茶の量を考えると大変話したな作業だと感じた」と話した
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