大学卒業した時が全てではない!イトメンに転職をした安田さんが語る「就職」と「転職」
4月26日の就活レディGOのコーナーは、加工食品の製造メーカー、イトメン株式会社の安田和代さんをゲストに迎えた。実は安田さんは、別の会社で4年間働いた後、イトメンに転職してきた。そんな安田さんだからこそ伝えられる就活生へのアドバイスとは?
Qイトメンさんは、加工食品の製造というカテゴリーになるんですか?
「はい。即席袋麺を中心に、乾麺のうどんやそばも作っていて、兵庫県と、石川や富山などの北陸で人気があります」
Qどれぐらいの種類を作られているんですか?
「だいたい100種類ぐらいです。えびとしいたけなどの具材が入ったちゃんぽん面が一番メジャーで、今期間限定でレッドトマト味が今でています」
Q1つの製品ができるまでを教えてください。
「味が決まるまでに幾度も会議を重ね、それに基づいて調整を繰り返しながら、半年~1年かかります」
Qイトメンには転職でいらっしゃったのですか?
「はい。もともと大学が管理栄養士になるための大学で、食品の開発に興味があって入学したものの、農学部の方が重宝されることもあり、就職活動の時はご縁がありませんでした。最初は病院で食事を作ったりする仕事に携わり、献立の作成や食品の発注などを行っていました」
Q病院で務めながらも、ずっと転職をお考えだったのですか?
「患者さんやデイサービスの方とのふれあいの中で、『いつも美味しい食事をありがとう』などお礼を言われると、続けたい気持ちも強くなり、そんなに考えることはなかったんですが、献立作成などがかなり大変だったこともあり、『やりたいことに素直になろう』という気持ちに変わっていきました」
Q就活と転職で違いはありましたか?
「就活は周りと同時スタートで、周りが決まっていくと焦って妥協したりしますが、転職はお金さえあればいくらでも時間をかけて自分のしたいことに突き進んでいけるので、より幅のきく活動ができると感じました」
Qやり方に違いはあるんですか?
「基本的には一緒です。ただ、大学みたいにキャリアセンターがなく相談機関がないことで苦労したこともありました。どちらも共通していえるのは、全部に受かるわけじゃないので、落ちると私の何がダメだったのかとへこむことが多かったです」
Q就活生にアドバイスをお願いします!
「転職した立場からすると、最初に入った会社にずっと勤めなければいけないわけではないので、やりたいことがあればどんどん挑戦すればいいと思います。その会社でできないと思ったら飛び出せばいい。大学を卒業した時が全てではないと伝えたいです」
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