CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く
  • 第652回 令和4年3月17日(木)

    第652回 放送番組審議会議事録
    開催年月日

    令和4年3月17日(木)

    開催場所

    本社 役員会議室

    委員の出席
    委員の総数
    5名
    出席委員数
    5名
    出席委員の氏名
    加藤正文
    福山雅章
    多名部重則
    渡辺真二
    伊藤亜都子
    会社側出席者
    代表取締役社長 桃田武司
    編成営業局専任局長 池添哲也
    議題

    社業報告

    • 今年度も最終四半期の最終月に入りました。大型投資が集中したせいで、減価償却費が膨れ上がり、赤字決算が避けられない今期ですが、ほぼ予算通りの着地となりそうです。コロナ禍が収束の兆しを見せず、コロナ後の反動増が見込めなかったのは大きな誤算ですが、放送、事業、メディア開発に次ぐ第四の柱として2016年度から体制づくりを進めていたデジタルが予想を超える伸びを示し、赤字ではありますが、ほぼ予算通りの着地ができるところまできました。
    • デジタルについては、コンテンツを放送から生み出すこと、さらに、営業では放送とデジタルを組み合わせた手法に取り組んでおり、今後、放送とデジタルの融合を一層進めます。
    • 今年4月でラジオ関西は開局70周年を迎えます。すでに神戸大丸で、「レコードジャケットで振り返るラジオ関西70年史」(3月21日まで)などの企画が始まっています。地元の企業とタイアップした記念企画商品などの販売も始まりました。70周年を記念した様々な企画を一年を通じて展開してまいります。

    事務局からの報告

    • 特になし
    試聴
    試聴番組
    『中将タカノリ 橋本菜津美の昭和卍パラダイス』
    放送時間
    令和4年2月19日(土) 26:00~26:20
    放送内容
    近年若い世代でブームになっている昭和ポップス。音楽評論家の中将タカノリが様々なテーマで昭和の歌謡曲史を楽曲と共に解説しています。
    審議内容(各委員発言の大意)
    委員
    昭和の懐かしい歌謡曲が次々と流れるので、個人的にはとても楽しめました。私と同じかそれより上の世代の方がこの番組を聴けば、何かしら日本がキラキラしていた時代を思い出したのではないでしょうか。逆に昭和をリアルに知らない若者にはこの番組がどんな風に聞こえるのか、若者にインタビューしたいと思いました。
    委員
    お2人が昭和の音楽にとても詳しくて愛が伝わってきて、聴いたことのあるような有名な曲でも、面白い角度から解説・コメントを楽しくしてくださるので、現在から見た昭和ポップス論のような視点で理解が深められました。話の合間に曲を聴くというよりも、話の内容に欠かせない曲がよいバランスで入っていてよかったです。
    かなり有名な方をとりあげておられるようなので、ネタが尽きないのか、今後の展開が気になります。
    委員
    昭和の音楽が題材という事で、懐かしくまた落ち着いて聞くことが出来た。時間も適度で⾧くもなく短くもなく、昔を思い出す形で聞くことができました。こういう番組構成は無難でいいと思います。
    委員
    番組名や「昭和の美少年歌謡」というテーマに負けることなく、昭和の時代を十分に感じることができました。私自身の幼少期に流行した曲ですので、知らない曲もありましたが、あの歌手は若い時はこんな声だったのかなど、昔を思い出しながら、興味深く流れる曲に聴き入りました。番組の構成としては、4曲+1曲が流れ、少しのコメントがあって終了というものでしたが、これらの曲を聴きながら、多くの視聴者は当時に思いを馳せると思います。そこで、当時に流行した食べ物や服装などの話題をもう少し盛り込むことができれば、懐かしさが増し、一層印象に残る番組になると思いました。
    委員
    昭和感たっぷりの進行で、懐かしさとともに過去の記憶が蘇ってきた。そんなふうに思う昭和生まれのリスナーも多かったのではないだろうか。沢田研二、郷ひろみ、西城秀樹、原田真二とそれぞれ個性的な美少年を取りあげ、興味深い。それぞれ、大人になった今の声がイメージにあったので、1970年代の曲を聴くと、こんな声だったのかと新鮮さすら感じた。透き通った感じの沢田研二、幼さの残る郷ひろみ、少年らしいまっすぐな西城秀樹、怪しい空気をまとう原田真二とそれぞれ個性的で、選曲も良かった。パーソナリティーが語っていたように、今流行の音楽と違い、声色や言葉が大切にされていた時代だったんだなと感じ、中高年には共感を呼び、若手には新鮮さがあったのでは。ただ、沢田研二の紹介の折、「少年愛の愛好家からも熱狂的な支持を受けていた」という表現はどうだろうか。「少年愛の愛好家」がひっかかった。
    事務局
    本日は貴重なご意見をありがとうございました。
    審議会の答申、または改善意見に対してとった措置およびその年月日

    特になし

    審議会の答申、または意見の概要を公表した場合におけるその内容放送年月日

    意見の概要の公表

    自社放送
    令和4年3月24日(木) 17時11分
    自社ホームページ
    令和4年4月中旬以降
    神戸新聞
    令和4年3月29日(火) 朝刊
    本議事録の備置き
    令和4年4月下旬以降に、ラジオ関西本社および東京支社・大阪支社・姫路支社に備え置く
    その他の参考事項

    特になし

    次回放送番組審議会

    令和4年4月21日(木)14時00分を予定

    以上