【高橋】 (能力的には)落ちていますね。ただ三尾山城のように波多野との連携に尽力しています。波多野が八上城に籠城し、今の柏原の上の譲葉山等に明智勢が砦を築いていますので、八上を分断するという行動に出ています。
【田辺】 そして丹波が落ちていくというわけですね。
【高橋】 これはやはり毛利との戦いの前哨戦ですね。
高橋成計『明智光秀を破った「丹波の赤鬼」 ~荻野直正と城郭~』(神戸新聞総合出版センター)
定価 本体2,300円+税
発行日 2020年2月
ページ 240ページ
ISBN 978-4-34-301061-2
神戸新聞総合出版センター
https://kobe-yomitai.jp/book/1007/
『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』2020年5⽉14⽇放送回音声