ヴィーガン、あるいはベジタリアンと耳にして、どのような食卓を思い浮かべるだろうか。なんだか味気ない、満足しない「修行」のような食事を思い浮かべる人が大半なのではないだろうか。
「実はそうではない!」と社会に訴え、実際にヴィーガン文化を日本に推し進める若き起業家がいる。今回はヴィーガン料理のレシピ投稿サイト「ブイクック」を運営する工藤柊さんに話を伺う。
◆そもそもヴィーガンとは?
ヴィーガンは、日本語だと「完全菜食主義」とか「脱動物利用主義」などと表現することが多いです。簡単に言うと「ベジタリアンの強いバージョン」みたいに思っていただいて結構です。
ベジタリアンは「お肉や魚などの動物性の食事を採らない」という考え、及びこのような主義を持っている人たちのことを指します。
――ヴィーガンとベジタリアンはどう違うんですか?
ベジタリアンの中に、細かい分類として「ヴィーガン」があります。お肉や魚だけではなく、牛乳や卵なども動物性だと解釈して、そうした食材を避けた食生活を心がけるのがヴィーガンです。
食事だけではなくファッション等にも関連していて、たとえば「革製のファッションアイテムは使わない!」という取り組みもあります。
――ファッションもそうなんですね!
ブイクック
https://vcook.jp/