独身リーマンがイスラエルに行って、すぐ帰りたくなった話『独身リーマン、世界へ』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

独身リーマンがイスラエルに行って、すぐ帰りたくなった話『独身リーマン、世界へ』

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 これは新型コロナウイルスの影響で年に一度の楽しみ(海外一人旅)を自粛することになってしまった独身男性社員(兵庫県在住)が、いつかの夏休みを振り返っていく連載企画です。

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 インスタ映え至上主義にほとほと疲れた独身リーマンが「代表的な建造物や景色が思い浮かばない」場所に行きたくて、あるとき、イスラエルへ旅に出ました。

 最近は「映える風景を撮りに行く」という旅のスタイルもあります。ただ、ボクは検索して出てくる風景に興味はなく、検索の外側に出られるのでは、というある種の期待を抱きながら航空券を予約しました。

 このときは「海辺でトロピカルジュースでも飲みながら、うたた寝したりしたいな」などとのたまい、平穏な旅になると思っていましたが……。

イスラエル
イスラエルは地中海に面する中東の国です(Photo by S.OHNISHI)

 いきなり完全なる独断と偏見ですが、独身男性が一人旅するにあたって旅先を選ぶ条件は次の3点に決まっています。

「結婚したら行けなさそう(理解ある女性に出会えると最高ですが……)」
「移動時間はかけたくないが近場も嫌だ(南米とか行ってみたいけど日程的に無理でした)」
「代表的な建造物や景色が思い浮かばない(インスタ映え至上主義、はよ終われ)」

 というわけで、この条件に一致しているのが、ほかでもない“イスラエル”という国でした。

 何となく赤土色の景色を想像しながら航空券を取りました。航空券はそこそこ高かったですが、これも独身ならでは。こうして独身男性の夏休みがスタートします。


【『独身リーマン、世界へ』イスラエル編 アーカイブ】
(1)独身リーマンがイスラエルに行って、すぐ帰りたくなった話
(2)イスラエルで迎えた、はじめての朝
(3)イスラエルの公衆トイレでドキドキ体験?!
(4)聖地・エルサレム到着
(5)エルサレムの旧市街地で感じた「人間の暮らし」
(6)「嘆きの壁」の2つの秘密
(7)キリスト最期の地「ゴルゴダの丘」

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