イスラエルで迎えた、はじめての朝『独身リーマン、世界へ』(2) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

イスラエルで迎えた、はじめての朝『独身リーマン、世界へ』(2)

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 部屋に着いてすぐに無数に並んでいる2段ベッドの中から適当な一角を陣取って、とりあえず横に。廊下に響き渡るやかましい笑い声を聴きながらも、長旅の疲れからか、あっという間に眠りについていました。

「アブラハム〜〜〜ホステル」やっぱりヘブライ文字は難しい
「アブラハム〜〜〜ホステル」やっぱりヘブライ文字は難しい(Photo by S.OHNISHI)
ぼくの滞在時、寝室に人はほとんどいなかった
ぼくの滞在時、寝室に人はほとんどいなかった(Photo by S.OHNISHI)

 時差の影響か、すぐに目が覚めました。あんなに騒がしかった外はすっかり静かに。「みんな寝たのかな?」 なんとなく窓から明かりが差していました。

 起きてすぐに屋上を目指して階段を上がりました。

「初めて見るイスラエルの朝はどんなだろう」
「昨夜はよく見えなかった街並みを早くこの目で見たい」

 屋上の扉を開けると、洗濯し終えたシーツを広げている女性スタッフ数人と目が合いました。その奥に広がる、イスラエルのはじめての朝。その眺めを見て、言葉にはなんとも表せないような感情にも……。振り返ると、さっきの女性スタッフがこっちを見て笑っていました。

朝の景色
朝の景色(Photo by S.OHNISHI)

 ゲストハウスに用意されていたシリアルを食べながら、ふとインスタグラムで検索していると、イスラエル在住の日本人とおぼしきアカウントを発見しました。

 もしやと思い連絡を取ってみたところ、ゲストハウスの近所に住んでいるという話に。さっそく近所のカフェで会うことになりました。


【『独身リーマン、世界へ』イスラエル編 アーカイブ】
(1)独身リーマンがイスラエルに行って、すぐ帰りたくなった話
(2)イスラエルで迎えた、はじめての朝
(3)イスラエルの公衆トイレでドキドキ体験?!
(4)聖地・エルサレム到着
(5)エルサレムの旧市街地で感じた「人間の暮らし」
(6)「嘆きの壁」の2つの秘密
(7)キリスト最期の地「ゴルゴダの丘」

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