酒米の王者・山田錦を育てる秘訣は「稲との会話」 92歳の師匠に学ぶ 加西・大橋麻世さん | ラジトピ ラジオ関西トピックス

酒米の王者・山田錦を育てる秘訣は「稲との会話」 92歳の師匠に学ぶ 加西・大橋麻世さん

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【赤松さん】真面目で、気持ちを込めてくれている、その姿勢がうれしい。もう92歳になるので、田んぼづくりには参加できないけど、(大橋さんが)「自分が田んぼをつくる」と熱心に取り組んでくれるのが、ありがたいです。

――初めて大橋さんが、山田錦に挑戦しました。師匠からアドバイスはありますでしょうか?

【赤松さん】まあ、はじめはこんなもんです。上等ですよ。

――良い山田錦をつくるコツ、というのは何かありますか?

【赤松さん】肥料をやるタイミング。3日遅れたらもうダメで、そこが難しいところ。地の深い、浅いで枯れさすさも変わるので、そこは勉強です。でも、上手くやってくれると思います。

赤松嵩さん
92歳の山田錦名人、赤松嵩さん。作付けでの指導は厳しいが、後進へのまなざしは優しい
大橋農園の大橋麻世さん
今年初めての山田錦に挑戦した大橋農園の大橋麻世さん

――収穫まであと1か月、これからどんな作業をしていくんでしょうか?

【大橋さん】イノシシに入られないよう、電気の柵を完璧に。あとは収穫に備えて機械調整などを行っていきます。

――やはり、イノシシの対策は大変ですか?

【大橋さん】大変ですね。一度入られてしまうと3日も4日も入ってくるので、毎日夜中も田んぼの見回りに行きます。それでも入ってくるので、今後はチェックをより厳しく、対策に取り組みたいと思います。

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PUSH! | ラジオ関西 | 2020/09/23/水 16:30-17:35

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