酒米の王者・山田錦を育てる秘訣は「稲との会話」 92歳の師匠に学ぶ 加西・大橋麻世さん | ラジトピ ラジオ関西トピックス

酒米の王者・山田錦を育てる秘訣は「稲との会話」 92歳の師匠に学ぶ 加西・大橋麻世さん

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――最後に、リスナーの方に向けて一言お願いします!

【大橋さん】加西の山田錦、日本酒になったらぜひ飲んでください、よろしくお願いします。

大橋さんの田んぼでとれた山田錦。同じ山田錦でも田んぼによって実る穂の数が違う。一本の稲からどれだけたくさんの穂を出せるかが収穫量を左右する
大橋さんの田んぼでとれた山田錦。同じ山田錦でも田んぼによって実る穂の数が違う。一本の稲からどれだけたくさんの穂を出せるかが収穫量を左右する
黄金色が広がる山田錦の脇には赤い曼殊沙華が映える
黄金色が広がる山田錦の脇には赤い曼殊沙華が映える

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 立派な山田錦をつくるコツは「稲と会話すること」だと話す赤松さん。肥料の量やタイミング次第では、田んぼが盛り上がったりヘコんだり、ガタガタになってしまう事がありますが、それはあまり良くないのだそう。理想は、畳のように真っすぐな理想の田んぼ。そのためには、元肥という、最初の肥料が大事だと教えてくれました。

 長年培ってきた、山田錦づくりのノウハウを時に厳しく伝授する赤松さんですが、マイクを向けると「真面目で、気持ちがこもっている、その姿勢がうれしい。熱心に取り組んでくれてありがたい」という言葉が。師匠からのエールを受け取り、大橋さんは「今後も頑張りたい」と意気込みを見せていました。

写真左から、ラジオ関西の津田明日香アナウンサー、赤松嵩さん、大橋農園の大橋麻世さん
写真左から、ラジオ関西の津田明日香アナウンサー、赤松嵩さん、大橋農園の大橋麻世さん

※ラジオ関西『PUSH!』2020年9月23日放送回、加西山田錦「農ライフ!」より

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PUSH! | ラジオ関西 | 2020/09/23/水 16:30-17:35

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