神戸・ポートアイランドにあるバンドー神戸青少年科学館では、『神戸でシル!ミル!宇宙展』を開催中。「はやぶさ、はやぶさ2から考える私たちの未来」という副題のもと、今月地球に帰ってきたことでも話題となった「はやぶさ2」の活躍を、たっぷり知ることができる、今回の企画展。どうして「はやぶさ」「はやぶさ2」は宇宙に飛び立ったのか、一体何のために宇宙を目指すのか、バンドー青少年科学館のサイエンスコミュニケーターにお話をお聞きしました。
――『神戸でシル!ミル!宇宙展』では、どんなことが知れますか?
「はやぶさ2」のカプセルが帰還されたのはご存知ですか? その時に活躍した「はやぶさ2」の実物大模型を展示しています。「はやぶさ2」が何をしたのか、どんなところがすごいのかというところを紹介している、そんな企画展になります。
――実物大というのが驚きですね!
こちらは1分の1模型になりまして、高さが6メートル、幅が4.2メートルあります。室内に収まっているので、意外と小さいと思われる方もいますし、小学生のお子さんは「でかっ!」と驚かれますし、反応は様々ですが、これが実際の大きさです。
――これが宇宙を飛んでいたんですね。で、どこに行っていたのですか?
「リュウグウ」という星に行っていました。竜宮城にちなんで名づけられた、太陽系になりきれなかった小惑星なんですが、この星には水や生き物の起源となっている「有機物」というものがあるかもしれないと言われています。そこを調べることで、私たちも生命の起源や命の成り立ちがわかるかも!?……ということで、行くことを決めたんです。
■「バンドー神戸青少年科学館」のページ
https://www.kobe-kagakukan.jp/