300年以上の歴史を持つ明石の酒蔵 2021年も「前向きに、おいしいお酒を飲んでもらえるように」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

300年以上の歴史を持つ明石の酒蔵 2021年も「前向きに、おいしいお酒を飲んでもらえるように」

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 2020年末、兵庫県内にある11の信用金庫が共同で開催した「しんきん食のオンライン商談会 まんぷく兵庫2020」。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、商談会の延期や中止が多々ある中、「各企業を支援するために」と実施された。

 今回、神戸信用金庫本店のオンライン商談会(11日)参加企業のなかから、西海酒造株式会社(兵庫県明石市)代表取締役の西海太兵衛さんに、オンラインを通じて取り組みを聞いた。

 清酒『空の鶴』が人気の、西海酒造。江戸時代中期、徳川吉宗の時代である享保元年(1716)年に創業。300年以上の歴史を持つ酒蔵で、西海さんは9代目となり、代々受け継ぐ「太兵衛」の名を襲名したという。

 同社は米作りからお酒ができるまで一貫して生産し、いわゆる「6次産業」を行っている。メインブランドの『空の鶴』は西海さんの祖先が「鶴に乗って羽ばたいている」という夢を見たことが名前の由来。また、吉野葛を使ったお酒、葛独特の香りが特長の『葛根の花』も製造している。

 2021年について「今年も厳しい年になりそうだが、前向きに(務め)、皆さんに(お酒を)提供して、『おいしいなぁ』と言ってお酒を飲んでいただけるような努力をしたいと思っています」と、西海さんは抱負を語った。

 また、春には蔵の見学なども予定しており、「3月、4月頃になったら、今年の新しいお酒の味を味わっていただければ、ありがたい」と述べていた。

西海酒造株式会社代表取締役の西海太兵衛さん(写真左)
西海酒造株式会社代表取締役の西海太兵衛さん(写真左) ※撮影時にはマスクを外していただきました

※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2021年1月5日放送回より


◆『こうべしんきん三上公也の企業訪問』アーカイブ記事
https://jocr.jp/raditopi/tag/mikami-company-visit/

◆『こうべしんきん三上公也の企業訪問』番組ブログ
https://jocr.jp/houmon/


『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2021年1月5日放送回 音声

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