「神戸牛のしぐれ煮」は、神戸の料亭旅館こだわりの逸品

2021/01/13

　2020年末、兵庫県内にある11の信用金庫が共同で開催した「しんきん食のオンライン商談会まんぷく兵庫2020」。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、商談会の延期や中止が多々あるなか、「各企業を支援するために」と実施された。

　今回、神戸信用金庫本店のオンライン商談会参加企業のなかから、ほてるISAGO神戸（本店：兵庫県神戸市中央区）専務取締役で若女将の山田佐知さんに、オンラインを通じて取り組みを聞いた。

　新神戸駅そばに構える、ほてるISAGO神戸は、布引の滝にも近く、神戸牛を中心とした懐石料理や天然温泉も楽しめる料亭旅館。また、食事だけの来店もでき、「気楽に楽しめるランチもご用意しております」と山田さん。仲の良い友だちと少人数でくる女性利用客も多いとのこと。

　ほてるISAGO神戸では、神戸牛の料理が味わえるだけでなく、神戸牛のしぐれ煮も販売している。もともと調理場で余った神戸牛をしぐれ煮にし、常連客などに懐石料理の最後の品として出していたのがはじまり。好評で商品化に至り、今では通販でも販売しているという。「神戸牛100パーセントで何もほかに入っておりません。また小さなお子様からシニアの方まで皆様が食べやすいようにこだわって商品化しました」。

　新年の抱負について「やはり（新型コロナウイルスの）感染拡大については、すぐに収まるとは思えないので、（感染対策を）一番に注意していきたい。一方で、お越しいただける方にはゆっくりしていただき、私たちスタッフも笑顔でお迎えしたい。昨年学んだことをもとに、今年も大切なお客様のおもてなしを心掛けながら頑張っていきたい」と前向きに話していた。