神戸市の図書館で昨年末まで試験的に実施されていた「電子図書館」というサービス。1月5日からは通常サービスとして「神戸市電子図書館」がスタート。現在3000冊を管理。スタートから3週間で累計2000人ほどが貸出を利用中。どのような内容になっているのか、電子図書館を担当する司書に話をうかがいました。
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――「電子図書館」は、どういったサービスなんですか?
インターネットを通じて、電子図書を読んでいただけるサービスです。管理している冊数は現時点で2500冊、それから著作権切れの文学作品を無料で公開している青空文庫の500冊を足して、3000冊の本をご用意しています。
――その3000冊の本は、今後増えたり更新されたりするんですか。
3月末までに、さらに1000冊を購入追加して、今後も予算に応じて定期的に増やしていく予定です。
――(実際にページを見て)様々なジャンルがありますが、どのようにして「電子図書館」に入れる本を決めているんですか?
全体的に各ジャンルから選書しました。小説、エッセイ、実用書、趣味や旅行ガイド、ビジネス書、語学学習など、気軽に読んでいただける一般書を中心に選んでいます。
――「電子図書館」にするメリットは、どういったところにありますか?