残暑厳しい日が続くなか、体が疲れて少し動くのもだるくなる、いわゆる“夏バテ”になりがち。そんな夏バテを解消する方法について、神戸市須磨区にあるリラクゼーションスペース「ラフィネ 須磨パティオ店」のスタッフで、セラピストの赤城さんに話を聞いた。
「夏バテを解消したいときに自宅で簡単にできる方法として、湯船にゆっくりと浸かることをおすすめしています。血流が良くなり、新陳代謝が活発になるので、体内の老廃物や疲労物質を取り除いてくれる効果が期待できます。また、水圧によって血液やリンパの流れがよくなるので、足の疲れやむくみを取り除きやすくなります。入浴中に足首を回すと、ふくらはぎが動いて血流をうながしてくれるのでさらに良いでしょう。シャワーで済ます方も多いと思いますが、たまには湯船にも浸かってみてはいかがでしょうか」（赤城さん）
夏バテに悩む利用客に、お店ではどのような施術をしているのか。
「温度差によって自律神経が乱れ、胃腸が疲れている場合が多いので、『プロヴァンスバス（足湯）＋リフレクソロジー40分のコース』をおすすめしています。足湯をすることで副交感神経が高まり、リラックスすることで自律神経のバランスが整いやすくなると言われています。また、足元を温めることで血流がよくなり、体がほぐれやすくなります。リフレクソロジーで足裏の反射区とふくらはぎをほぐしますが、足裏には、胃腸に対応する反射区があるため、間接的に疲れをほぐすことができます。今の時期、直接体に触れたりするため感染対策を気にされる方も多いと思いますが、受付での検温、手指消毒、マスク着用の徹底を行い、安心して利用してもらえるように心がけています」
人気のコースは『ボディケア40～60分』。うつ伏せでまんべんなく施術を受けることができ、60分コースの場合は仰向けでデコルテや頭への対応も可能。1つのコースで全身をほぐせるため、常連客で利用する方も多いという。
コロナ禍では、テレワークによる肩コリや眼精疲労に悩む人の来店も増えたとのこと。ラフィネでは現在、頭や目の疲労を解消できる「夏のドライヘッドスパ」を9月30日まで実施中。10分から利用可能で、業務や家事などの隙間時間にふらっと受けられるのもうれしい。「疲れがたまりきる前の来店を」と赤城さん。日々の疲れをリラクゼーションスペースで癒してみては。
※ラジオ関西『河上幸恵のモーニングコール』2021年9月2日放送回より
◆ラフィネ 須磨パティオ店
兵庫県神戸市須磨区中落合2-2-7 須磨パティオ健康館 2F
（神戸市営地下鉄「名谷駅」すぐ）
電話 078-793-5041
営業時間 10:00～20:00
年中無休
※研修を受けたセラピストがオールハンドの手技で施術し、心も体も解放する、安心の技術とハートフルなおもてなしが特徴のリラクゼーションスペース。店内はゴッホの絵をモチーフにしていて、日常とは違う空間でぜいたくなひと時を過ごすことができる。
【ラフィネ 須磨パティオ店 HP】
