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判決を受け神戸地検は「判決内容をよく検討し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい」とコメント。一方、弁護人の1人は取材に「起訴から4年、証人らの記憶が希薄になるなどの不利な点もあった。しかし当方の主張は受け入れられ、適正な判断であった」という趣旨の所感を述べた。
そして遺族の1人は「判決を聞き、ただただ絶望しています。何の罪もない3人が無法に命を奪われたのに、犯人は法律で命を守られたことには到底納得ができません。
私たちと同じような思いをする人がいなくなるよう、責任能力という制度と運用を、見直すきっかけにしてほしいです」と話した。