“誰もが暮らしやすい”まちのデザインとは 兵庫県の取り組みと今後の課題を考える | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“誰もが暮らしやすい”まちのデザインとは 兵庫県の取り組みと今後の課題を考える

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 2018年『R-1ぐらんぷり』(現『R-1グランプリ』)王者で、「ひょうごユニバーサル大使」を務める“盲目の漫談家”濱田祐太郎が、「ユニバーサル社会」について考えるラジオ番組に出演。日常の「まちのデザイン」について、濱田自身の普段の気づきを明かした。

 10月19日に行われた【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】(ラジオ関西『PUSH!』内)19回目の放送では、神戸芸術工科大学プロダクト・インテリアデザイン学科の教授で、兵庫県ユニバーサル社会づくり賞審査委員も務める相良二朗さんがゲスト出演。濱田、ラジオ関西の林真一郎アナウンサーとともに、「まち(わたしたちが住んでいるまち)」をテーマにトークを展開。兵庫県の取り組みなどを紹介した。

【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】放送の様子。左からラジオ関西の林真一郎アナウンサー、濱田祐太郎、神戸芸術工科大学プロダクト・インテリアデザイン学科の相良二朗教授

◆「プロダクト・インテリアデザイン」とは?

【林真一郎アナウンサー(以下、林アナ)】まず、「プロダクト・インテリアデザイン」とは、何ですか?

【相良二朗さん(以下、相良さん)】「プロダクト」というのは、「製品」という意味で、私たちが生きている世の中は、必ず製品であふれているわけなのですが、その製品を楽しく・便利で・快適に使えるデザインを目指すということ。そして、その製品がある空間もどうしたらいいかを考えるというのが、「プロダクト・インテリアデザイン」です。

【濱田祐太郎(以下、濱田)】説明されると、分かりやすいですが、「プロダクト」という言葉だけ聞くと胡散臭いですね……。

【相良さん】う、胡散臭いですか……(笑)。名前を変えないといけないですね……(苦笑)。

【林アナ】今回のテーマについて、私たちが住んでいる「まち」でのデザイン、バリアフリーのデザインなどについて、どういうふうに活用されているんですか?

【相良さん】1970年代、車いすを使っている方は街に自由に出ることが難しかったんです。(通り道に)段差があったりしましたし、たとえば電車に乗ろうと思えば、階段で(人に)上げてもらわなければいけませんでした。


※ラジオ関西『PUSH!』2021年10月19日放送回【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】より


【放送音声】

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