愛するオリックス、いざ日本シリーズへ「ムード最高!魔法よ、解けないで」神戸大学大学院・木村 幹教授 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

愛するオリックス、いざ日本シリーズへ「ムード最高!魔法よ、解けないで」神戸大学大学院・木村 幹教授

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 2021年、セ・パ交流戦の連勝から、チームはどんどん勢いづいて、変わってきた。良い流れのまま、リーグ優勝、クライマックスシリーズ(CS)制覇に行き着いた。

「安心してビール片手に観戦できる日がきっと…」<画像提供・木村 幹さん>
「安心してビール片手に観戦できる日がきっと…」<画像提供・木村 幹さん>

 日本シリーズ、見どころは「やはりオリックス投手陣とヤクルト打線。もっと興味があるのは勝敗よりも、ゲーム運びや采配。中嶋監督はシーズン最後も、CSも投手のローテーションを崩さなかった。きわどい状態でもエースの山本由伸を中4日でも投げさせなかった。そうすると、日本シリーズはどうするんだろう? かつてならば第1戦、第4戦、第7戦というふうに中3日ペース。エースが3勝して、あとは誰かが勝てばいいという感じで。阪急の山田(久志)や近鉄の鈴木(啓示)の時代はそういう野球だった」。今は違う。

 ファンとすれば、ここまで来たら日本一を目指してほしいと思うのは当然。でもシーズン通してのやり方を崩して負ければ、とても悔いが残る。

バファローズ☆ポンタも日本一を待ちわびている<木村 幹さん撮影>
バファローズ☆ポンタも日本一を待ちわびている<木村 幹さん撮影>

「今シーズンは最終戦ででツーランスクイズや、CSで連続バスターと、普段使わない戦術を最後に使って、最後だけすごく派手なゲーム運びだが、それって今シーズンの野球じゃない。ちょっとずつ、”よそ行き”というか”ハレの日のような”野球になっている」。気になるのはこの点だ。

「もともとは昨年最下位のチームが今年は優勝。でもメンバーはほとんど変わっていない。一番恐るべきは、盛り上がっていても、ある時に魔法が解ける瞬間がある。例えば、実力以上にうまく研究を進めていた学生が、突然、ある先生に厳しく指摘され、気分がへこんでしまうことがある。そんな時、『やはり自分はダメなんだ』と思ってしまうもの」「ソフトバンクや巨人など、コンスタントに優勝争いをしているならば、1回や2回の失敗、どうってことはないと思うが、昨年まで低迷していたオリックスの場合、どこかで歯車が狂ってしまうと、ファンの我々にとっても魔法が解ける瞬間がある」という。

ルーキーイヤーの山本由伸投手 ファンサービスを惜しまない<2017年2月 宮崎キャンプ・木村 幹さん撮影 ※画像の一部を加工しています>
ルーキーイヤーの山本由伸投手 ファンサービスを惜しまない<2017年2月 宮崎キャンプ・木村 幹さん撮影 ※画像の一部を加工しています>

「だから僕としては、第1戦の先発をエース・山本由伸投手(今シーズン18勝5敗)で勝たせてください、と。普通に勝たせてくれたら、流れでそのまま日本一。ただ、最初に博打をする(冒険する)とダメ。博打は打ち続けられない。普通に2勝1敗で最初の3戦を抜けてくれたらと思う。やはり(ヤクルトと比べて)投手陣の安定は強み」と展望する。

「おっと、ここは教授の顔に」講義・応援・執筆 2020年出版『歴史認識はどう語られてきたか』(千倉書房)を手に
「おっと、ここは教授の顔に」講義・応援・執筆 2020年出版『歴史認識はどう語られてきたか』(千倉書房)を手に
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