兵庫・加古川7人刺殺事件 藤城康孝死刑囚ら刑執行 岸田政権で初 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫・加古川7人刺殺事件 藤城康孝死刑囚ら刑執行 岸田政権で初

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 法務省は21日、兵庫県加古川市の7人刺殺事件で死刑が確定した藤城康孝死刑囚(65・ 大阪拘置所に収容)ら3人の刑を、同日午前に執行したと発表した。

 死刑執行は2019年12月以来で、岸田政権では初めて。古川禎久法相が命令した。刑事施設に収容されている確定死刑囚は107人になった。

岸田政権での死刑執行は初
岸田政権での死刑執行は初

 確定判決によると、藤城死刑囚は2004年8月2日未明、兵庫県加古川市の自宅両隣の家に包丁と金づちを持って相次ぎ侵入。親族ら計7人を刺殺し、自宅に放火するなどした。

 殺人などの罪に問われた藤城死刑囚は公判で、犯行当時、周囲から見下されていると思い込むなど「妄想性障害による心神耗弱状態」だったのかが裁争点となったが、神戸地裁は求刑通り死刑判決を言い渡した。最高裁が2015年6月に上告を棄却し、死刑が確定した。

  ほかに執行されたのは、群馬県のパチンコ店員2人殺害事件の死刑囚2人(いずれも東京拘置所に収容)。

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