北村匠海・黒島結菜・井上祐貴が共演する、学生から社会人になった男女のモヤモヤ青春劇です。恋愛の沼にはまり、仕事にもがく、切ない日々。映画『明け方の若者たち』が12月31日(金)から全国ロードショーされます。
主人公は、東京の大学生“僕”。特別に勉強ができるわけでなく、もてるわけでもない。将来は楽しくてやりがいのある仕事ができればいいな、と考えるごく普通の若者です。
就職活動で内定を勝ち取った仲間たちとの飲み会で、僕は意気込みます。
「びっくりするような企画を実現させて、人を楽しませたい」
春からは電子書籍などをつくる大手印刷会社で働くことが決まっています。
ふと、なんだか雰囲気の違う“彼女”の姿が僕の目にとまります。僕は彼女にひとめぼれをします。彼女が僕に話しかけます。
「携帯なくしちゃったみたいで、かけてくれない?」
彼女の電話番号を僕はゲットしたことになりますが、彼女はあっさりと居酒屋を出てしまいます。僕は仕方なく飲み会の輪に戻ろうとしますが、スマホにショートメッセージが届きます。
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?笑」
彼女から、飲み直そうという誘いでした。