東京ホテイソン コンビ間で「M-1への向き合い方」が違っても「前向き」でいられる理由【インタビュー】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

東京ホテイソン コンビ間で異なる「M-1への向き合い方」 それでも「前向き」でいられる理由【インタビュー】

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 2020年に『M-1グランプリ』決勝に出場し、知名度を全国区に広げた東京ホテイソン。ロートーンでつかみどころのないショーゴのボケに、たけるが独特の岡山弁でツッコむコントラストが印象的な漫才コンビだ。

 二人がコンビを結成したのは2015年。その後、2017年から3年連続で『M-1グランプリ』準決勝に進出。勢いそのまま2020年に決勝進出と、若手芸人を牽引する存在である。2021年は惜しくも決勝進出ならず、敗者復活戦に出場。強豪16組中、国民投票で5位を獲得し、お笑いにおける“地肩の強さ”を見せつけた。

東京ホテイソン(たける・ショーゴ)

 今年は賞レースやメディア以外でも二人の活躍が期待できる1年になりそうだ。2021年を振り返りつつ、東京ホテイソンのこれからについて話を聞いた。

◆敗者復活戦を経て「自分たちを応援してくれる人たちがいるんだって分かった」

——『M-1グランプリ2021』から数日後に公開したYouTubeラジオ (「東京ホテイソンのドタバタラジオ#38」)で「敗者復活戦で5位になれたことは来年につながる」とお話されていたのが印象的でした。これは具体的に、どういう意味なんでしょうか?

【ショーゴ】敗者復活戦にはあれだけ人気者が出ていて、その中で(16組中)5位になれたので「あ、支持はされてるのかな」と思えたんです。ネタをやったとき「ウケた」と思えたので、このウケで下位のほうだったら「支持されてないんだなぁ」って感じちゃったと思うんですよね。(2021年は)決勝には行けなかったけど、面白いと思ってくれている人がいるんだと数字で分かった。だから来年もっと面白いことをやれたら、決勝に行けるんじゃないかなと思えたんです。敗者復活戦って(決勝に行けなかったと)マイナスに捉える人もいるんですけど、来年のためにはここで「面白い」と思ってもらうことが大事なんだって経験から分かっているんです。

【たける】3回(2017~2019年)敗者復活戦に出ているんですが、これまでは投票の順位がずっと10位台だったんですよ。2020年の決勝進出を経て、2021年は敗者復活戦5位。もちろん決勝に上がれるのが1番良いんですけど、“決勝に上がれなかった”中では良い結果だったのかなって。

【ショーゴ】そうですね。自分たちを応援してくれる人たちがいるんだって分かったんで、それが2022年の弾みになるかなと思えました。

——なるほど。応援してくれる人の存在をリアルに感じられたんですね。2020年に『M-1』決勝進出したことで、2021年はだいぶ変化があったのではないでしょうか?


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