お米がスーパーで手軽に買える時代だが、碁盤さんは若い人にもお米屋さんで米を買うことの価値を見出してもらえるように苦心している。毎日精米してできるぬか(糠)も店頭で販売しているが、良質なお米から出るため、ぬかも高い品質で、わざわざ遠くからぬかを買いに来られるお客さんも。100年という長い歴史のあるお店だが、息子の健一さんがすでに4代目としてお店に入っている。「12歳の孫も『将来はお米屋さんを継ぐ』と言ってくれています。小さな5代目もいるので安心ですね」と碁盤さんは笑みを浮かべていた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2022年1月4日放送回より
【2022年1月4日放送回…放送音声】