韓国大統領選「韓国のトランプ」VS「政権と対峙した元検事総長」《上》スキャンダル暴露、醜聞合戦の末に…神戸大大学院・木村 幹教授 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

韓国大統領選「韓国のトランプ」VS「政権と対峙した元検事総長」《上》スキャンダル暴露、醜聞合戦の末に…神戸大大学院・木村 幹教授

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 進歩派(左派)の李氏は、韓国の首都圏に属する京畿道知事経験者でありながらソウルで苦戦している。少し前の進歩派(左派)は、ソウルに住む、生活レベルも比較的高く、教育も行き届いたエリート層が支持していた。プサンの富裕層もしかり。だが、今回の両市長選挙ではそうした人々の支持を得られなかった。実際に与党が結果を出せなかったのだから仕方ない。
 韓国は一極集中でもあるし、ソウルで勝てる候補が選挙を制するわけで、韓国の国民に「与党って、ソウルで勝てなかったんだ」という印象を与えたのは大きい。これで与党は危機感を強めるし、逆に野党には勝機を見い出しやすく、追い風になっただろう。

※3月9日も、神戸大大学院・木村 幹教授に韓国大統領選「韓国のトランプ」VS「政権と対峙した元検事総長」《下》“冷えた日韓”に打つ手は?を聞く。

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