歴史と自然が織りなす島根・隠岐、春は岩ガキが旬 6月にウルトラマラソンを2年ぶりに開催へ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

歴史と自然が織りなす島根・隠岐、春は岩ガキが旬 6月にウルトラマラソンを2年ぶりに開催へ

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 歴史と自然に育まれた地、島根県の隠岐。この春に旬の岩ガキ(牡蠣)が食べ頃を迎えている。

隠岐の岩ガキ(写真提供:島根県大阪事務所)

 岩ガキは1992年に隠岐の西ノ島で、全国では初めて養殖に成功した。3~4年かけて育ち、大きいものは手のひらくらいのサイズで殻も身も大きい。クリーミーでつるんとした味わいだ。

 隠岐の岩ガキは、きれいな海で育ち、かつ、紫外線を照射して殺菌した海水で浄化処理をされているため、生食できるのも特長。生では、レモン汁や酢じょうゆを少量たらして食べるのがおすすめだという。また、火を通すときは、殻が分厚くて固く開けにくいため先に殻を開け、貝柱が透明でない状態になったのを確認して食べるといいそう。オンラインショップでも販売される隠岐の岩ガキは、旬が冬の真ガキとは異なって3月から7月がシーズンになる。

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 隠岐は、島根半島から約50キロメートルのところにある、4つの大きな島と180の小さな島々からなる諸島だ。西南側の大きな3島、西ノ島、中ノ島、知夫里島は「島前」、東北側にある円形のひときわ大きな島は隠岐の島町で「島後」と呼ばれている。

国賀海岸(写真提供:島根県大阪事務所)

 隠岐は貴重でユニークな地質的な特徴と自然、文化により、2015年11月からユネスコ世界ジオパークとなっている。西ノ島にある国賀海岸の絶壁「摩天崖」や、アーチのように丸く穴が開いた「通天橋」、隠岐の島町沖にある20メートルの高さの「ローソク島」、断崖に赤い色の岩が見られる知夫里島の赤壁などは主な見どころ。島前も島後も火山活動でできたため、土地が痩せていて、畑作と放牧を輪作していく牧畑が行われていた。今でも放牧が見かけられるのは、その名残りという。そして日本海の荒波で岩が浸食されてきたため、奇岩や断崖が作られた。

 恵まれた自然だけでなく、150社以上の神社がある隠岐は、古典相撲や、後鳥羽上皇をなぐさめたとされる古からの牛突き(「隠岐牛突き」)など、伝統を受け継ぐ地でもある。

隠岐ローソク島(写真提供:島根県大阪事務所)

「隠岐の島旅」
「第15回隠岐の島ウルトラマラソン」
「Ento」

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